ここからは、私の勝手な想像です。
Windows Mobile の場合さまざまな解像度への対応をしています。
240,320,480,640,(800) (の縦横組み合わせ)
液晶解像度の場合難しいのは、画面サイズとの関係です。いわゆる画面解像度。2.3インチ程度の液晶から、果ては5インチの液晶まで。倍以上の違いです。
うわ、VGAだよ、どうしよう?
当然見えるものの細かさも違います。同じように表示したら、X01TやAdvanced Esは大変なことになります。だから2つのモードを設けました。
- 96dpi (VGA未満)
- 192dpi (VGA液晶以上)
こうして、192dpiモードの際には表示サイズを縦横倍にして表示しています。これが導入されたのが 2003SE のころ。以来特に変わっていません。
しかし...
液晶はものすごい勢いで進化しています
VGA液晶を見たら、ZERO3 ES の2.8インチから、hx4700 の4インチ、X7500 の5インチまでバリエーションまでさまざま。ESとX7500なんてほぼ倍の違いがありますからね。
それを 192dpi という1つのやり方で表示していたらそりゃぁ、いろいろ言いたくもなってきます。
以前 tkblog や pocketgames でも紹介された、144dpi なんてものもほしくなります。
悩ましいのは
もともとVGAなんて想定外だったわけで、さらにマルチな画面解像度なんか言われてもってのも言い分でしょう。96dpiと192dpiならx2なので処理も単純にできますが、フレキシブルな解像度となったら、それこそ Windows Mobile のすべての画面処理ルーチンの書き換えが必要です。
また、当然画面の処理(演算)負荷も上がると思いますしね。
じゃぁ、ATI Imageon や GeForce などのグラフィックアクセラレータは?というとそれを必須!なんていうこともできないわけで困った状態です。
...たぶんWMの開発陣は思っているはず。iPhone はいいよね。対応デバイス1つだし、メモリ4GBとかあるし、1台専用OSだったら、そりゃーデバイス専用で、カリカリチューンするよねってね。
でも、もうやばいでしょ
とはいえ、VGAの解像度が出てきてから WM5, WM6と2世代過ぎています。さすがにもうこのままではいけないでしょう?
「ユーザーエクスペリエンス」をうたっている Microsoft だからこそ、UIの要である液晶とその解像度の問題はそろそろ真剣に取り組まないといけない問題です。
たぶん、次のOSではUI周りの大きな変化があるはず。ぜひ マルチな画面解像度への対応を期待したいですね。そしてそうなったら、これまでのテーマはたぶん不要資産となることでしょうね。でも、それを願います。