Betaplayer のベンチマーク結果はshino-blog に掲載している。
http://blogs.shintak.info/articles/667.aspx
QVGA 機においてはQVGAファイルはほぼ快適に再生ができることが良くわかる。とくにDELL X30においはVGAファイルを縮小しながら再生しているにもかかわらず、並み居るVGA機を凌駕するパフォーマンスをたたき出している。さすがに mips の機種については QVGA(256kbps)であってもかなり苦しい。これは致し方ないことだろう。
VGA機においてはCPUのパフォーマンスが高いということもあって多くはVGA(1024kbps)動画の再生で100%以上のパフォーマンスを出している。ただしフルVGAの動画を快適に再生するには500MHz 以上のCPUパフォーマンスを必要とする。
VGAの動画再生において重要な要素はグラフィックチップの対応である。現在Betaplayerがサポートしているのが、Toshiba e800, Docomo Sigmarion3, HP hx4700 に搭載されている ATI ImageOn と、DELL X50v に唯一搭載されている Intel 2700G である。これらのチップをサポートすることで再生能力は格段に向上している。
たとえば、 Sigmarion3 に至っては 1Mbps のWVGA(800x480)の動画を120%を超えるパフォーマンスで再生できる。ローエンドのPC並みのパフォーマンスを持っているといえる。そして、2700G をつんだX50vに至っては ほぼ同スペックの hx4700 と比べても 20% 以上のパフォーマンスの向上を示している。2700G のサポートについては UNSTABLE版 0.095 で始めてサポートしたばかりでまだまだ洗練されていく可能性もある。
加えて、日本ではなじみがないが、SmartPhone での動画再生機能については感動的ですらある。FOMAやAU WIN、Vodafone などの携帯で3gppフォーマット(MPEG4の一種)の動画を再生できるものがありが、サポートファイルやパフォーマンスなど、日本の携帯をはるかに凌駕した動画再生機能を持つことができる。個人的にはSmartPhone 版の携帯を早く日本で出してほしいところである。
このように、Betaplayer は現在販売されているほとんどの PocketPCで快適に動画を再生できるようになってきた。これによってPocketPCで動画再生という利用ジャンルをメジャーなものにしたといっても過言ではないだろう。今後はDVD品質のMPEG2動画の再生も可能になるのだろうか?今後も楽しみである。