Q. betaplayer で見る動画のお勧め設定は?
A. こんな感じではいかがでしょう?
【200MB に1時間】 音声 MP3 64kbps ステレオ + 映像 380 kbps 23.96fps QVGA
【350MB に1時間】 音声 MP3 96kbps ステレオ + 映像 700 kbps 23.96fps QVGA or 512x364
【500MB に2時間】 音声 MP3 128kbps ステレオ + 映像 440 kbps 23.96fps QVGA or 512x364
どうして、この数字が出てくるのか?以下でご紹介です。
参考画面 PocketDivXEncoder
動画を作るのに何を考えなければならないか?
さて、betaplayer でPPC を動画プレイヤーにする上でビットレートやらフレームレートはどうしたらいいでしょう?
ビットレートは結構簡単で、ビットレート x 時間 = ファイルサイズになります。
ですから、はじめに決めるのは 何分の動画を 何メガのファイルにしたいか?ということ。
1時間の番組を SD 256MB に収める(200MB としましょう)ためにはビットレートをいくつに考えたらよいでしょう?
(200 x 1024) [kbyte] / ( 60 * 60 ) [sec] = 56.9 [kbyte per sec]
この数字は、動画ファイルのプロパティを見たときの概要タブの中のビデオのデータ速度になります。このとき注意しなければならないのは、この単位は kilo byte per sec であるということです。通常の音声や映像のビットレートで使用している kbps というのは、kilo bit per sec です。1byte = 8 bits ですから、
56.9 [k byte per sec] = 455 [kbps]
ということになります。
映像と音声のビットレートを々決めるか?
この 455 kbps には1秒間あたりの音声と動画が含まれています。ですからたとえば音声をCD音質の MP3 128kbps にしたければ、
(音声+映像) 455 [kbps] - (音声) 128 [kbps] = (映像) 327 [kbps]
となります。これが映像のためのビットレートとなります。1時間の番組を音声レート128bpsにして、200MB に収めるには、映像は 約 320 kbps にすればよいことになります。この320 kbit = 40 kbyte が 1秒間の映像情報となります。
パラメータで画質をあげられる?(逆説的な考え)
さて、画質をあげるにはどうしたらよいか?
まずはフレームレートです。1秒間の映像の枚数が多ければ1枚あたりの映像の情報量は減ってしまいますので、できる限り少ないほうがいい。でも少なすぎるとカクカクの映像になってしまいます。目安は、 15fps, 23.96fps, 29.97fps でしょう。特に 23.96 fps は再生時の負担も少なく、滑らかさはそれほど損ないません。ちなみに、アニメはよくこのフレームレートを採用しているとか。
あとは、画像の大きさです。約 24 fps であれば、1フレームあたり 1.6 kbyte で画像を表示するのですから、画像が小さいほど、クオリティが高くなります。QVGA の PPC ならば 240x180 、 320x240、VGA のPPC ならば 320x240、480x360、512x364、640x480 と確認してみるとよいでしょう。太字はPPCを立てたままでそれなりに見られるので、結構お勧めのサイズです。
ただ、ここでいえるのは、映像のビットレートはすでに決められてしまっているため、その中で調整するだけです。逆に言えば、クオリティをあげたければ、映像のビットレートを上げる → ファイルサイズを大きくする。しかないのです。
ちなみに音声も同じで、サンプリングレート(アナログ音声をどの程度細切れにして、デジタル音声で擬似的に再現するかの割合)を上げればクオリティがあがります。
で、どうしろって?
たとえば、こんな設定はどうでしょう?
【200MB に1時間】 音声 MP3 64kbps ステレオ + 映像 380 kbps 23.96fps QVGA
【350MB に1時間】 音声 MP3 96kbps ステレオ + 映像 700 kbps 23.96fps QVGA or 512x364
【500MB に2時間】 音声 MP3 128kbps ステレオ + 映像 440 kbps 23.96fps QVGA or 512x364
あとは、この映像を作るのにどのスペックのマシンでどのソフトを使って、どの程度の時間がかかるのか?ですね。そのうちテストしてみます。