基本情報は以下のとおり、さらに追加情報がこちらに→使いやすくなった 「まるちたっぷ。」
まるちたっぷは KOTETU さんが作成された、PocketPC/ Windows Mobile で携帯入力が出来る ソフトウェア入力パネル(SIP) です。その特徴は以下のとおり。
- 携帯入力
- タイムアウト設定による高速確定
- ATOK との連動による予測変換
- キー入力音設定によりタイプしやすさの向上
- 好みにより、列数、左右空き幅、SIPの高さ設定が可能
自分流にカスタマイズすることで携帯電話を超えた入力効率を実現するSIPです。
入力モード
「まるちたっぷ」には 携帯同様 5つの入力モードがあります。「ひらがな」、「英数」、「数字」、「記号」モードです。それぞれのモードは「文字」キーをタップすると切り替わりますが、ドラッグ操作で直接指定することも出来ます。
文字キーの長押しで逆順にモード切替をします。
- ひらがな : 文字キーを押して左にドラッグ
FEP がONの状態でひらがな入力と変換が行えます。
- 英数 : 文字キーを押して右にドラッグ
デフォルトでは、FEP OFF の状態で半角入力です。「大小」キーで大文字小文字モードが切り替わります。

- 数字 : 文字キーを押して下にドラッグ
デフォルトでは、FEP OFF の状態で半角入力です。「大小」キーでFEPのON/OFF が可能です。数字キーは入力すればそのまま確定します。

- 記号 : 文字キーを押して上にドラッグ
デフォルトでは、FEP ON の状態で全角入力です。「大小」キーでFEPのON/OFF が可能です。

ドラッグや、長押しの操作でモードを切り替えたときには、もう一度「文字」キーのタップでもとのモードに戻ります。
入力例) 「おすすめ、PocketPC にはまるちたっぷ」と入力するときには、以下のようになります。
- ひらがなモードで、「おすすめ、」を入力
- 「文字」キー右ドラッグで英数モードにして 「PocketPC」を入力
- 「文字」キーをタップしてひらがなモードに戻して「にはまるちたっぷ」を入力
文字の入力
「まるちたっぷ」では文字を入力し確定するとFEPによる変換が開始されます。
- 文字の入力
文字の入力には携帯入力と同じように同じキーを繰り返しタップします。「戻す」キーで、逆順に選択(お→え→う→い→あ)することも出来ます。小文字のあるものは続けてタップすると小文字の入力が出来ます。( あいうえおぁぃぅぇぉ、たちつてとっ、やゆよゃゅょ)
追記 : 記号モード、数字モードでは「大小」キーでIMEのON/Off を切り替えることができます。(ver 0.14)
- 文字の確定
入力した文字はタイムアウト時間が来ると自動的に確定されます(タイムアウト時間が0の場合は自動確定はされません)文字の確定にはいくつかの方法があります。
- 文字を打ったらそのまま長押しする
- 文字を打ったらそのままドラッグする
- 「→」キーか「←」キーを押す
- 画面中央に出ている文字候補をタップする
入力した文字の変換
入力した文字の変換はFEP (ATOKやIMEなど)で行いますが、「まるちたっぷ」からある程度操作することが出来ます。
- 変換の開始
文字が確定してから「 」キーを押すと変換になります。変換候補が現れます。
- 変換の確定
変換候補が現れたら、「 」キーか上下キーで変換候補を選択して
「Enter」キー、もしくは、アクションボタンで決定します。

- 予測候補の選択と確定(ATOK)
ATOK を使用している場合は確定した文字に対して、予測候補が表示されますが、予測候補の選択と確定を行うことが出来ます。
予測候補の選択
- 「→」キーか「←」キーで選択
- 「TAB」キーか「BTAB」キーで選択
- カールキーで選択
予測候補の確定
- 「Enter」キーの長押し
- アクションボタンを押す
- アプリケーションボタン1~4で選択と同時に確定
マルチタップの設定
設定画面では以下の設定が出来ます。(ver 0.12)

- タイムアウト
タイムアウトは文字を入力してから自動的に仮確定するまでの時間です。初心者ならば0で、自動確定を停止するすることが出来ます。なれた方なら 500~750(ms)で軽快な入力が出来るでしょう。
- アプリボタンの開始番号
予測変換で候補がいくつか出た際に、アプリケーションボタンの1~4で第1候補から第4候補のいずれかを決定することが出来ます。大概のPocketPCならばアプリケーションボタンはボタン1~4に割り当てられていますので開始番号は1のままでいいですが、一部の機種(BlueAngel など)でボタン3~6などに割り当てられています。この際は開始番号を3などに設定します。
- キー入力音
WAVファイルをキー入力音として設定可能です。
- SIPの高さ
入力パネルの高さを設定します。通常は100くらい。指が太めの方は120くらいにすると打ちやすくなりますが、その分アプリケーションの表示領域が小さくなります。
- 左右の空き幅
フレームが厚い機種やケースに入れて使用している場合、液晶の両端のボタンが打ちにくい場合があります。このときは左右に10ドット程度の空きを入れてやると大変入力しやすくなります。右手で打つ場合などは右側だけに少し空きを開けると打ちやすくなります。
- 横5列表示
機能キーが多く文節調整や、候補選択、修正などがしやすい横6列表示と、機能キーを減らすことでキーの横幅を大きくすることが出来る横5列表示のいずれかを選ぶことが出来ます。
SIPパネルサイズの設定
SIP パネルのサイズ調整をすることで、ボタンの大きさを調整することが出来ます。
- SIP の高さ
順番に、120ドット、100ドット、80ドットです。120ドットであればかなり打ちやすくなります。

- 左右の空き幅
両端のキーが打ちにくいときには左右の空き幅を調整します。同時にキーのサイズも自動的に変更されます。順番に 10ドット、20ドット。
- 横5列表示、6列表示
機能キーの数を変えて、キー配列を横5列表示、6列表示を切り替えることで、自動的にキーのサイズが変更されます。また、文字キーの位置も5列表示になると結果的に中央に表示されます。
まとめ
まるちたっぷは携帯入力と同じ感覚で入力が出来るため、PocketPC のSIP入力になれない人でも比較的かんたんに文字入力が出来るでしょう。そして、自分に合わせて自由にカスタマイズすることでさらに使いやすくすることが出来ます。
これはお勧め!